日本リスク総研のコンサルタント、広瀬晴美です。
2023年より、企業のリスクマネジメントにお役に立つコラムをアップしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ジギョケイ(事業継続力強化計画)とは
さて、グループ会社のひとつであるA.I.Pでは
中小機構から東京海上日動火災保険を経由して、「事業継続力強化計画」認定の策定支援のコンサルティングを再委託を受け、2022年9月より活動しています。
私も委託事業としてIT企業と、お客様からの直接の依頼で2社のコンサルを対応しました。
2社はITベンダーと、医療関係の中小企業です。
いずれの会社も2時間×2回のコンサルにより、
「自社のサービスがアウトプットできなくなる状況とは?」
「その対策として備えられることは何か?」
白熱したディスカッションから対応策を導き、レポートにまとめました。
「事業継続力強化計画」(以下、「計画」)とは、
中小企業が自社の災害リスクを認識し、防災・減災対策の第一歩として取り組むために、
必要な項目を盛り込んだもので、
将来的に行う災害対策などを記載するものです。
認定を受けた中小企業は、
防災・減災設備に対する税制優遇、低利融資、補助金の加点措置等を受けることができます。
BCPはハードルが高くてなかなか完成できない企業のために、
「やる気認定」との位置づけで、BCPよりも少ない項目で認定取得をすることができます。
「事業継続力強化計画認定」のペットネームとして、今年度は「ジギョケイ」と呼ばれています。
本当に簡単?ジギョケイ
しかし、簡単と言えども「そもそもBCPってなあに?」ということが理解できなければ、
実はこのジギョケイも一歩も前に進まない、というのが現実です。
テンプレートツールも出回っているようですが、果たして実効性は?という観点で行くと
疑問点をもって終わってしまった企業も多いのではないでしょうか。
2022年10月に開催したBCPセミナーでは、
そのお悩みを紐解く内容となっています。
無料で動画視聴もできるようになっていますので、ぜひご覧ください。
動画視聴をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
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